ぐりとぐら
『ぐりとぐら』を読みました。
![ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集) ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41TQ3K3C6GL._SL160_.jpg)
- 作者: なかがわりえこ,おおむらゆりこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1967/01/20
- メディア: ハードカバー
- 購入: 11人 クリック: 596回
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あらすじ
野ネズミのぐりとぐらは、大きなカゴを持って、森へ出かけます。
ぐりとぐらは、お料理をすることや食べることが大好きです。
2匹が話しながら歩いていると、道の真ん中に……。
見どころ
今回の見どころは、料理や食べることの純粋な楽しさです。
ぐりとぐらが話しながら歩いていると、道の真ん中に大きなたまごが落ちています。
ぐりとぐらは話し合って、大きなカステラを作ることにします。
ところが、どうやって持って帰ったらいいかでふたりは悩みます。
そして、ふたりが出した答えは……。
お鍋を持ってきて、ここでカステラを作ることでした。
ぐりとぐらは、急いで家に帰り、荷物を用意をします。
お鍋は大きくてリュックに入らないので、各自引っ張ったり、転がしたりします。
ぐりとぐらは、エプロンをして、たまごを破ろうと意気込みますが、げんこつでたたいたぐりは、痛くて飛び上がります。
ぐらが、石で叩くように言うと、たまごはやっと破れます。
ぐりは、たまごをボールに入れ、かき混ぜます。
ぐらは石でかまどを作り、薪を集めます。
作業が終わると、蓋をしてかまどへかけます。
ふたりが歌いながら焼けるのを待っていると、森の動物たちが集まってきます。
できごろになり、ぐらが蓋を取ると、黄色いカステラが顔を出します。
そして、みんなで分けて食べます。
残った大きなたまごの殻で、ふたりが作ったものとは……。
最後のページのお楽しみです。
この絵本では、ぐりとぐらが森でカステラを作り、みんなで食べる様子が描かれています。
その様子が何とも楽しそうで、読者は絵本の世界に魅了されます。
『ぐりとぐら』は、子どもから大人まで、誰もが知っている有名な絵本です。
シンプルなストーリーながらも、その魅力は普遍的なものです。
その魅力のひとつは、料理や食べることの純粋な楽しさが描かれていることだと感じます。
ぐりとぐらが、ふたりで楽しく協力して、カステラを作り、それを森のみんなで分けて食べる様子は、本当に楽しそうで、読んでいるこちらもワクワクしてきます。
大人になると、忙しかったりして、料理することや食べることの純粋な楽しさを忘れてしまいそうになりますが、この絵本はそんな純粋な楽しみを思い出させてくれます。
子どもから大人まで読んでほしい不朽の名作です。
印象的なことば
ぼくらの なまえは ぐりと ぐらこのよで いちばん すきなのはおりょうりすること たべることぐり ぐら ぐり ぐら
ふたりが歌っている言葉です。
何とも楽しそうな歌ですね。
ぐりとぐらの個性が反映された歌になっています。
感想
この絵本は、絵本の中でもかなり有名な絵本で、多くの人が知っていると思います。
私も、子どもの頃読んだことがあり、大人になってからもよく目にしていました。
日本人であれば、知らない人の方が少ないかもしれないですね。
大人になってから読むと、また違った視点で見ることができますが、この絵本の持つ楽しさは、いつまでも変わりません。
読んでいると、楽しさと同時に、安心するような感じもします。
ホッとして、子どもの頃に戻るような感覚があります。
カステラが本当に美味しそうで、食べたくなります。
子どもから大人まで、オススメの一冊です。
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- 作者: なかがわりえこ,おおむらゆりこ
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