死ぬまでに読みたい絵本

子供と大人両方に読んでほしいけれど、特に大人が楽しめる、そんな絵本などを紹介するブログです。

ぼうし

『ぼうし』を読みました。

 

ぼうし

ぼうし

 

 

あらすじ

 

冬がやってきます。

 

リサは冬物を出し、外に運びます。

 

冬物を物干しに吊るして、風に当てると、靴下が片方吹き飛ばされてしまいます。

 

そこに、はりねずみのハリーがやってきて、靴下を見つけますが……。

 

動物たちが繰り広げる、ぼうしにまつわる楽しい絵本です。

 

見どころ

 

今回の見どころは、動物たちのぼうしです。

 

冬がくる頃、リサは冬物を出し、外に運びます。

 

リサが物干しに冬物を吊るすと、靴下が片方吹き飛ばされてしまいます。

 

そして、はりねずみのハリーが靴下を見つけます。

 

ハリーが靴下を鼻につっこむと、はりが刺さって抜けなくなってしまいます。

 

そこに、雌鶏のお母さんとひよこがやってきます。

 

雌鶏のお母さんが、ハリーに何をかぶっているのか聞くと、ハリーは「新しいぼうし」と答えます。

 

雌鶏が何か言いたげに首をかしげると、走っていきます。

 

その後も、ガチョウやねこ、犬や豚が、ハリーのぼうしをからかいます。

 

そして、子馬がハリーのぼうしをからかうと、ついにハリーの堪忍袋の緒が切れます。

 

ハリーは、子馬にガミガミと怒鳴ります。

 

子馬は、驚いて走っていきます。

 

ハリーは、みんなに笑われてうんざりし、ひとりになりたかったのです。

 

そこに、もう片方の靴下を手に、リサが走ってきます。

 

ハリーは笑われるのが嫌で、とっさに逃げ出します。

 

リサはハリーに追いつき、靴下を外します。

 

ハリーは巣穴に戻り、リサは物干し場に向かいますが……。

 

綱からは、冬物が全部消えています。

 

そして、リサはびっくりするような光景を目にします。

 

なんと、動物たちが冬物をぼうしにして、走り回っているのです。

 

リサは、動物たちを追いかけ、ハリーがそれを巣穴の前で眺めます。

 

この絵本では、はりねずみのハリーをはじめ、たくさんの動物が登場します。

 

最初は、好奇心から靴下に近づいたハリーですが、とんだ災難に巻き込まれてしまいます。

 

はりが刺さって、靴下が取れなくなってしまったのです。

 

その姿が滑稽で、動物たちはハリーを笑い者にします。

 

しかし、ハリーをからかっていた動物たちも、本当はぼうしが欲しくてたまらなかったのです。

 

最後には、動物たちみんなが、リサの冬物を盗んで、それをぼうしにしてしまいます。

 

動物たちのぼうしをかぶった姿が、面白おかしく、なんとも微笑ましい光景です。

 

冬になったら家族で読みたい、そんな絵本です。

 

印象的なことば

 

ぼくも わたしも これで すてきな ぼうしもち!

 

動物たちの言葉です。

 

動物たちは、リサの冬物をぼうしにして、喜んで駆け回ります。

 

動物たちの楽しい気持ちが伝わってきます。

 

感想

 

ぼうしをめぐる、動物たちの物語です。

 

可愛い動物たちの姿に、心が癒されます。

 

特に、はりねずみのハリーの可愛さは、ずば抜けています。

 

イラストが細部までしっかりと描かれていて、子どもから大人まで楽しめます。

 

作者のジャン・ブレットは、実際にバフィーというはりねずみを飼っているそうで、バフィーはこの絵本のモデルだそうです。

 

だから、ハリーの描写がリアルなのですね。

 

ジャンは旅行が好きで、家族と一緒に世界中を旅しているそうです。

 

ある時、デンマークのフュン島を訪れ、そこで散歩とスケッチをして過ごした経験が、この絵本に生かされているそうです。

 

デンマークのフュン島は、作家のアンデルセンが生まれた美しい島だそうです。

 

冬になったら、大人から子どもに読み聞かせてあげたい一冊です。

 

 

ぼうし

ぼうし

 

 

 

 

 

 

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