『こんとあき』を読みました。
あらすじ
きつねのぬいぐるみのこんは、赤ちゃんを待っていました。
こんは、おばあちゃんに赤ちゃんのおもりを頼まれて、さきゅうまちからやってきました。
こんは、座っていることに飽きて、居眠りを始めて……。
見どころ
今回の見どころは、こんとあきの冒険です。
こんは、おばあちゃんに赤ちゃんのおもりを頼まれて、さきゅうまちからやってきます。
あきは、こんと遊び、大きくなっていきます。
そして、こんは次第に古くなっていきます。
とうとうある日、こんの腕がほころびてしまいます。
こんは、さきゅうまちへ帰り、おばあちゃんに直してもらってくると言い、でかけようとします。
そこに、あきもついて行こうとして、旅行の支度をします。
こんとあきは、駅にやってきて、さきゅうまちへ向かいます……。
さきゅうまちへ向かう途中にも、様々なできごとが起こります。
なんとかおばあちゃんのもとへ着いたふたりは、おばあちゃんに温かく迎えられます。
この絵本では、こんとあきの冒険が描かれています。
こんとあきは、様々なできごとを乗り切り、おばあちゃんのもとへたどり着きます。
小さなふたりですが、色々なことを乗り切る、強さや勇気も持ち合わせています。
何より、ふたりの絆は強くて、相性抜群です。
ふたりのコンビが可愛すぎて、絵本を眺めていると、ニコニコしてしまいます。
かわいいふたりの、楽しい冒険が描かれた一冊です。
印象的なことば
すなのなかより、ずぅーっといい
こんの言葉です。
こんがはじめてのお風呂に入り、おばあちゃんがこんに今の気分を聞くと、こう答えます。
お風呂は誰にとっても、気持ちのいいものですね。
感想
こんとあきのコンビが、最高にかわいい一冊です。
こんみたいなぬいぐるみがほしいなと、心から思います。
林明子さんの絵が好きなので、このふたりのコンビはたまらないものがあります。
おばあちゃんも優しくて、愛情に溢れていて、本当に理想のおばあちゃんといった感じです。
こんとあきが、お互いに守り合っていて、その姿が健気でかわいいです。
心温まる絵本です。