死ぬまでに読みたい絵本

「日常に絵本を」をテーマに、大人も楽しめる絵本をご紹介するブログです。

ちいさなあなたへ

『ちいさなあなたへ』を読みました。

 

ちいさなあなたへ (主婦の友はじめてブックシリーズ)

ちいさなあなたへ (主婦の友はじめてブックシリーズ)

 

 

あらすじ

 

お母さんは、赤ちゃんの小さな指を数え、その一本一本にキスをします。

 

初めて雪が降った日、お母さんは赤ちゃんを空へ向けて抱き上げます。

 

赤ちゃんのまるいほっぺの上で雪が溶けていきます。

 

そして、いつの間にやら赤ちゃんは大きくなり……。

 

子どもの成長を見守るお母さんの気持が描かれた絵本です。

 

見どころ

 

今回の見どころは、子どもを見守る母親の気持ちです。

 

この絵本では、子どもの成長を見守る母親の気持ちが描かれています。

 

最初は、小さな赤ちゃんだった子も、時が流れて子どもになります。

 

お母さんは、娘の今後のことを考えます。

 

その気持ちが詩的な文章で表現されています。

 

そこには、お母さんが辿ってきたのと同じように、嬉しいことや悲しいことなど、さまざまな場面が描かれています。

 

さまざまなできごとを乗り越えて、立派な大人になって欲しいという、お母さんの気持ちが垣間見えます。

 

最後のページには、大人になった娘さんに対して、自分のことを思い出して欲しいというお母さんの気持ちが描かれています。

 

そこには、かつてのお母さんと赤ちゃんだった頃の娘さんが映った写真が飾られています。

 

母と娘のストーリーが、多くの人が共感できるよう普遍的に描かれています。

 

母から子どもに読んであげたい名作です。

 

印象的なことば

 

わたしの いとしいこ。

そのときには、どうか わたしの ことを おもいだして。

 

 

最後のページにある言葉です。

 

お母さんの娘を思う気持ちが詰まった言葉です。

 

感想

 

娘を見守る母親の気持ちが感動的に描かれた一冊です。

 

特に、お母さんにはかなり共感できる作品だと思います。

 

娘のことを大事に思う気持ちが、ひしひしと伝わってきます。

 

この絵本は、サイズもコンパクトで、贈り物にもぴったりだと思います。

 

イラストも可愛くて、見ていると優しい気持ちになります。

 

読み継がれるべき名作です。

 

 

ちいさなあなたへ (主婦の友はじめてブックシリーズ)

ちいさなあなたへ (主婦の友はじめてブックシリーズ)

 

 

 

 

 

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