死ぬまでに読みたい絵本

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ねえだっこして

『ねえだっこして』を読みました。

 

ねえだっこして

ねえだっこして

 

 

あらすじ

 

お母さんのおひざには、いつも赤ちゃんがいます。

 

猫には、それが面白くありません。

 

しかし、猫は大好きなお母さんのおひざを、赤ちゃんに譲ってあげます。

 

そして、お母さんがやってきて……。

 

お母さんに抱っこしてもらいたい猫の気持ちが描かれた可愛らしい一冊です。

 

見どころ

 

今回の見どころは、猫の本音です。

 

最近、家では赤ちゃんが生まれ、お母さんのひざにはいつも赤ちゃんがいます。

 

そのため、猫はお母さんにあまりかまってもらえません。

 

猫は寂しい気持ちを抱えながらも、お母さんの愛情を赤ちゃんに譲ります。

 

しかし、猫はお母さんをちゃんと待っていて、最後はお母さんに抱っこしてもらいます。

 

この絵本では、猫の視点で物語が進行します。

 

そこには、猫の本音があります。

 

猫にとってお母さんのひざは、世界一素敵な場所です。

 

猫は、お母さんに抱っこしてもらいたくて、仕方ないのです。

 

それでも、赤ちゃんがいるため、我慢します。

 

代わりに、赤ちゃんを観察します。

 

しかし、やはり少しでもお母さんに抱っこして欲しくて、猫はお母さんを待ちます。

 

すると、お母さんがやってきて、猫はお母さんにすり寄って、ついに抱っこしてもらいます。

 

最後のページでは、縁側でお母さんが猫をしっかりと抱っこしています。

 

その後ろで、お父さんが赤ちゃんを高く持ち上げていて、なんとも和やかな光景です。

 

絵本を通じて、猫の切なくも可愛らしい本音が描かれていて、人間の私たちも思わず共感してしまいます。

 

猫の気持ちに共感できる、可愛らしい絵本です。

 

印象的なことば

 

ねえ おかあさん おかあさん ときどき わたしも だっこして

 

猫の言葉です。

 

猫の本当の気持ちが表現されています。

 

本当は、ずっとお母さんに抱っこしてもらいたかったのですね。

 

感想

 

お母さんに抱っこしてもらいたい猫の気持ちが描かれた絵本です。

 

猫や赤ちゃんのイラストがとても可愛くて、見ていると癒されます。

 

ページをめくるたびに、猫の気持ちに感情移入してしまいます。

 

文章やイラスト、醸し出す雰囲気の全てが、優しい絵本です。

 

最後のページでは、思わずよかったねと笑顔になります。

 

赤ちゃんが生まれた、お兄ちゃんやお姉ちゃんも、猫の気持ちに共感できると思います。

 

子どもと一緒に読みたい絵本です。

 

猫好きの方も、必見です。

 

 

ねえだっこして

ねえだっこして

 

 

 

 

 

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