死ぬまでに読みたい絵本

「日常に絵本を」をテーマに、大人も楽しめる絵本をご紹介するブログです。

こねこのチョコレート

『こねこのチョコレート』を読みました。

 

こねこのチョコレート

こねこのチョコレート

 

 

あらすじ

 

ジェニーは、4歳の女の子です。

 

もうすぐ、弟の誕生日です。

 

誕生日の前日、ジェニーはお母さんと一緒に、弟の誕生日プレゼントを買いに行きます。

 

ジェニーは、お菓子屋さんで「こねこのチョコレート」を買います。

 

その晩、ジェニーはなかなか眠ることができなくて……。

 

素敵な誕生日プレゼントのお話です。

 

見どころ

 

今回の見どころは、思いがけないプレゼントです。

 

ジェニーは、弟の誕生日プレゼントに、こねこのチョコレートを買います。

 

その晩、ジェニーはなかなか眠ることができません。

 

ジェニーは、あの「こねこのチョコレート」のことを考えていたのです。

 

そして、ジェニーはこねこのチョコレートをひとつ食べてしまいます。

 

しかし、ジェニーはまだ眠れません。

 

そして、ひとつ、またひとつとチョコレートを食べていき、ついにはチョコレートを全部食べてしまいます。

 

次の日、家族のみんなが弟のクリストファーに、誕生日プレゼントを渡します。

 

そして、ジェニーもプレゼントを渡します。

 

しかし、クリストファーが箱を開けると、中身はからっぽです。

 

ジェニーは、クリストファーに謝りながらすすり泣きます。

 

そのとき、お父さんが部屋に入ってきて、飼い猫のティブルがプレゼントをくれたことを、みんなに知らせます。

 

みんなは、お父さんの後について、台所に向かいます。

 

そして、台所に行くと、ティブルとこねこがいます。

 

なんと、ティブルはこねこを3匹産んでいました!

 

クリストファーは、本物のこねこに大喜びします。

 

家族みんなが笑顔になり、物語は幕を閉じます。

 

ティブルの大活躍によって、ジェニーの失敗も帳消しになりました。

 

家族の温かさに、思わず微笑んでしまう絵本です。

 

印象的なことば

 

チョコレートの こねこより、ほんものの こねこのほうが ずっといいや!

 

弟のクリストファーの言葉です。

 

かしこい猫のティブルのおかげで、家族みんなが大喜びです。

 

ジェニーも、クリストファーの言葉に救われたことでしょう。

 

感想

 

誕生日プレゼントをめぐる、家族の心温まる物語です。

 

猫やこねこのチョコレートが出てきて、猫好きにはたまらない一冊です。

 

私も猫が好きなので、読んでいて癒されました。

 

大人でも、子どもの頃を思い出して、ジェニーの気持ちに思わず共感してしまいます。

 

あんなに可愛くて美味しそうなチョコレートがあったら、やはり食べたくなってしまいます。

 

最後は、猫のティブルのおかげで、ハッピーエンドになります。

 

読んでいて、心が温まる絵本です。

 

 

こねこのチョコレート

こねこのチョコレート

 

 

 

 

 

 

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