ゼロ年代+の絵本【2001年】
今回は、ゼロ年代+の絵本の第2回目「2001年版」です!
今回も、個性豊かな絵本が勢ぞろいしています。
ちなみに、ゼロ年代+の絵本の企画概要や前回の作品リストは、こちらの記事をお読みください。
それでは、2001年版のスタートです!
①オリビア
大人気オリビア・シリーズの第1作目の絵本です。イラストがおしゃれで、インテリアにもオススメです。
②ありがとう、フォルカーせんせい
学習障害(LD)を題材に扱った、感動の名作です。人との出会いや個性を大事にすることの大切さが描かれています。
③いいことってどんなこと
春の訪れの喜びを描いた作品です。読んでいるだけでワクワクしてくる、そんな絵本です。
④ヴァイオリニスト
ヴァイオリニストの青年が、人との出会いを通じ、自分の本当の居場所を見つけるまでを描いた秀作です。シンプルながらも深みのある作品です。
⑤ガンバリルおじさんのまめスープ
やなせたかしさんが描く、ガンバリルおじさんのシリーズ作品のひとつです。人の優しさで心が温まる絵本です。
⑥キツネ
3匹の動物の心の内を、見事に描き切った秀作です。決して読みやすい作品ではありませんが、読後に深い余韻を残します。
⑦きみをみつけた
星を探すぼくと、夜空に輝く星のきみの交流が描かれた、ロマンチックな作品です。夜空の青と星の黄色が印象的に描かれています。
⑧くれよんのくろくん
さまざまな色のくれよんが織りなすストーリーが描かれています。くれよんたちが、お互いの個性を認め合うことの大切さを教えてくれます。
⑨たいせつなこと
1949年に出版されて以来、多くの人々に読み継がれてきた名作です。本当にたいせつなことは何かを教えてくれる絵本です。
⑩私、ジョージア
画家のジョージア・オキーフの生涯が描かれた絵本です。彼女の芯の強さに、心が揺さぶられます。
2001年も、名作揃いです。
どれも優れた絵本で、どれかひとつを選ぶのは難しいのですが……
個人的には、「ありがとう、フォルカーせんせい」に金賞をあげたいです。
学習障害(LD)を題材にした絵本なのですが、普遍的な物語になっています。
ぜひ、ひとりでも多くの人に読んでほしい絵本です。
とくに、こどもたちやそのご両親、学校の先生方に読んでほしいです。
また、「私、ジョージア」も忘れられない作品です。
彼女のアーティストとして、やりたいことをやり抜く芯の強さに感動しました。
この絵本は、図書館や書店などにはなく、アマゾンで中古本を買って読みました。
あまり手にする機会が少ない絵本となっておりますが、何か機会があればぜひ読んでみてください。
オススメです。
以上が、ゼロ年代+の絵本の2001年版でした。
気になった絵本がありましたら、ぜひ読んでみてください。
あなたの心の1冊が見つかったら幸いです。