死ぬまでに読みたい絵本

「日常に絵本を」をテーマに、大人も楽しめる絵本をご紹介するブログです。

でも、わたし生きていくわ

『でも、わたし生きていくわ』を読みました。

 

でも、わたし生きていくわ

でも、わたし生きていくわ

 

 

あらすじ

 

7歳の少女ネリーは、突然の両親の死で、兄弟と離れて暮らすことになります。

 

身を寄せた先では、あたたかく迎えられます。

 

そして、週末には兄弟3人で一緒に過ごします。

 

悲しみは消えなくても、ネリーはまわりの人々に支えられて……。

 

事故で両親を亡くしても、周囲に支えられながら暮らす少女の物語です。

 

見どころ

 

今回の見どころは、悲しみを乗り越えて生きることです。

 

ネリーは両親を事故で亡くしますが、新しい環境に適応しながら、暮らします。

 

本当は辛い状況だと思いますが、まわりのサポートや人との繋がりのお陰で、ネリーは楽しく暮らしています。

 

勿論、両親を亡くした悲しみは消えませんが、それ以上にまわりの人々の愛情があるからこそ、生きていけるのだと思います。

 

ネリーは、大事な両親を亡くしましたが、ネリーの人生はこれからも続いていきます。

 

そんなときに、必要なのは、やはりまわりのサポートや愛情だと思います。

 

幸いなことに、ネリーの周囲は、愛に溢れていて、ネリーは楽しく過ごせているようです。

 

また、ネリー自身も、前を向いて生きているので、悲しみを全て消すことは無理でも、幸せを感じることはできるのです。

 

最後のページでは、ネリーが大人になったら、子どものたくさんいる家庭にしたい、とあります。

 

ネリー自身が人との繋がりで救われたからこそ、ネリーもそんな場を作りたいと思うのではないでしょうか。

 

前向きで素敵な夢だと思います。

 

生きる力に感動する絵本です。

 

印象的なことば

 

悲しみは消えないけれど、

いま、わたしは、しあわせ。

 

 

ネリーの言葉です。

 

両親を亡くした悲しみは消えませんが、まわりの人々に支えられながら暮らすネリー。

 

環境がいいこともありますが、ネリーの心の強さや豊かさが感じられる言葉です。

 

感想

 

両親を亡くした少女が、成長していく絵本です。

 

この絵本の核にあるのは、強い生命力と愛情だと思います。

 

辛いことがあっても、「生きていく」という姿勢が伝わってきます。

 

また、まわりの愛情や人との繋がりの大切さを、改めて感じました。

 

人はひとりでは生きていけないものです。

 

まわりのサポートや愛情があってこそ、生きていくことができます。

 

たくさんの人に読んでほしい絵本です。

 

 

でも、わたし生きていくわ

でも、わたし生きていくわ

 

 

 

 

 

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