今回は、ゼロ年代+の絵本の第4回目「2003年版」です!
ゼロ年代+の絵本の企画概要などは、こちらです。
それでは、2003年版スタートです。
①おひさまパン
おひさまパンにまつわる、動物たちのお話です。訳は、作家の江國香織さんです。動物たちが可愛らしくて、パンもとても美味しそうです。
②おまえうまそうだな
アンキロサウルスの赤ちゃんとティラノサウルスのお父さんの心温まる一冊です。ユーモラスなイラストとは裏腹に、感動的なストーリーです。
父と娘の別れと再会が描かれた絵本です。まるで映画を見ているかのような感覚で読める、大人な一冊です。
④急行「北極号」
クリスマスに起きた不思議な出来事が描かれた絵本です。幻想的で美しい絵と村上春樹さんの訳が印象的です。こちらの作品は、映画化もされています。
⑤ゴールディーのお人形
女の子の仕事への誇りが描かれた絵本です。働くことの尊さや素晴らしさが描かれた、大人にこそ読んでほしい一冊です。
⑥ザスーラ
兄弟が経験する、奇妙な冒険が描かれた絵本です。こちらの作品も、映画化されています。『ジュマンジ』の続編にあたります。
映画『ジュマンジ』もオススメです。私も、小さい頃に何度も見ました。
⑦しゅくだい
宿題をめぐる、もぐと家族の心温まる一冊です。いもとようこさんの絵本は、読むと優しい気持ちになれます。
⑧はっぴぃさん
荒井良二さんの絵本です。読み進めるうちに心が満たされていく、そんな絵本です。
⑨ゆらゆらばしのうえで
うさぎときつねの、不思議な絆が描かれた絵本です。テンポ良く読めます。
⑩ロンパーちゃんとふうせん
風船をめぐるロンパーちゃんの日常が描かれた絵本です。酒井駒子さんの絵本で、イラストが素敵です。
2003年も個性豊かな作品が揃っていますね。
今回も、海外絵本と国内絵本のそれぞれでベスト作品を決めたいと思います。
海外絵本では、『岸辺のふたり』がベスト1でした。
まるで短編映画を見ているような感覚で、感動的な絵本でした。
大人向けの絵本で、じっくり味わいたい一冊です。
また、国内絵本では、『おまえうまそうだな』がベスト1です。
怪獣の赤ちゃんとお父さんが繰り広げる、感動的な物語です。
次点は、『はっぴぃさん』で、心温まる作品でした。
また、2003年版では、海外絵本でオールズバーグの作品が、2つ入りました。
どちらも、子どもから大人まで楽しめる作品となっていますので、必見です。
映画化もされていますので、そちらも是非チェックしてみてください。
以上が、ゼロ年代+の絵本の2003年版でした。
気になった絵本がありましたら、ぜひ読んでみてください。
あなたの心の一冊が見つかれば幸いです。